「夢の国!?ショコラティエの大冒険」

予告

事務所で、ついウトウトしてしまった杏奈。

目が覚めると、そこはチョコレートのあま~い香りが漂う不思議な国・・・。

と、そばにはチョコの妖精さん!?

「さぁアンナ、一緒にチョコを作る冒険に出かけよう!」

ショコラティエ杏奈と妖精ジュリアの、

スイートな冒険が始まります・・・♪


セリフ

ショートストーリー

1、

望月杏奈 「う~ん…チョコの、匂いがする…?…甘くて…とっても、いい匂い…。杏奈…チョコ、食べたい…です…。」
ジュリア 「アンナ…アンナ!もう、いいかげんに起きろって!冒険に行くんだろ?早くしないと、間に合わないぞ!」
望月杏奈 「…?…杏奈の、耳元から…ジュリアさんの、声が…する…。…ここ…どこ…?」
ジュリア 「ドコじゃないよ、ったく。ともかく、ようやく目覚めたようだな、ショコラティエさん!さぁ、冒険に行こうぜ!」
望月杏奈 「ジュリアさん…妖精さん、なの…?」
ジュリア 「見ればわかるだろ?アンナ、まだ寝ぼけてるのか?早くいかないと、チョコの材料が手に入らないぞ!」
「もうすぐバレンタインなんだ。材料を集めて、とびっきりおいそいいチョコを作らなくちゃな!」
望月杏奈 「う、うん…わかった!杏奈…よく、わからないけど…チョコの材料を、集めれば、いいんだね…!」

2、

望月杏奈 「生クリーム…やっと手に入った、けど…。いっぱい走って、疲れた…やっぱり、海美さん…足速い…ね…。」
「ジュリアさんが、いてくれたら、から…杏奈、追いついた…ありがとう…。これで…チョコ、作れる、ね…♪」
ジュリア 「まぁな!足止めのために言った「生クリームがこぼれるぞ!」っての、我ながらいいセリフだと思うぜ♪」
双海真美 「うみみんが追いつかれるとは…。やっぱ、生クリームを持ったまま走る作成は失敗だったかー。」
望月杏奈 「…あの…さっきも、いたけど…。真美ちゃん、だよね…?」
双海真美 「ふっふっふ…チョコには、刺激的なスパイスが欠かせない!大人チョコの番人とは、真美のことだー!」
「えっとねー、ワサビでしょ?トウガラシにシナモーン、ショウガ、怪人ペッパー…え?イタズラじゃないよ!ホントだってばー!」
「でも、カンタンには渡さないよ?真美を倒せたら、一人前のショコラティエと認めてしんぜよう!いざ、勝負っ!」
望月杏奈 「どうしようジュリアさん…せっかく海美さんから、生クリームをもらったのに…このままじゃ、チョコが…。」
ジュリア 「アンナ、真美を倒すのは、海美より多分カンタンだぜ。…耳を貸しな?」

3、

ジュリア 「やったな、アンナ!このレシピがあれば、最高においしいチョコができるぜ!バレンタイン、間に合いそうだな!」
望月杏奈 「うん…!これで、チョコが作れる…。やったね、ジュリアさん…♪バレンタイン、間に合ったね…♪」
高坂海美 「ねーねー、もっちー。この国の子じゃないなら、お城にいって、P様にあいさつしなきゃだよ?」
「P様はチョコレートの国で、王様の次にえらいんだ!私達のことは、P様が面倒みてくれるんだよ。」
望月杏奈 「ん…わかった…。けど、P様…?…王様、じゃなくて…P様…?」
ジュリア 「Oの次はPだから、じゃないか?…なんか頼りない名前だなぁ。ま、いいや。行こうぜ、アンナ!」

 

4、

望月杏奈 「ジュリアさん…杏奈、大丈夫、かな…。急に、チョコの国に来たこと…P様に、怒られたり…しない…?」
ジュリア 「さっきの材料で手土産のチョコも作ったし、大丈夫だろ!チョコの国に、そんな了見の狭いヤツはいないさ♪」
望月杏奈 「ん…そうだね。みんなにもらったもので…一生懸命、作ったし…。ん?門のところ…誰か、いる…。」
島原エレナ 「ようやく来たネ、アンナ、ジュリア!ワタシ、もう待ちくたびれちゃったヨー!ずーっと待ってたんだから!」
望月杏奈 「えっ…エレナさんが、P様…?杏奈達、P様にあいさつをしに…。あっ、チョコレート、作ったの…これ…。」
島原エレナ 「ワタシはP様じゃないヨ、エレナだヨー!プレゼントなら、トッピングやラッピングが必要でしょ?たくさん持ってるヨ♪」
望月杏奈 「あっ…そう、なんだ…。杏奈…チョコを作ることしか、考えてなかった…どうしよう、ジュリアさん…。」
ジュリア 「どうもこうも…目の前に、答えは出てるじゃないか?なぁ、エレナ?」
島原エレナ 「さすが、チョコの妖精は話がわかるネ!それじゃ、トッピングとラッピングをかけて、勝負だヨー!」
「ワタシに勝ったら、アンナのチョコにどっちもかけてあげるネ!エヘヘッ♪」
ジュリア 「え…それ、もしかして「賭ける」と「掛ける」をかけてるのか…?って、なんかややこしいな…。」

5、

島原エレナ 「トッピングを、さらさら~っと♪ラッピングを、ぐるぐる~っと♪エヘヘ、どんどんカワいくなるヨ~♪」
ジュリア 「へぇ…たしかにトッピングとラッピングで、チョコがどんどん華やかになっていくな。大したもんだ♪」
島原エレナ 「ハイ、これで完成!パーフェクトなバレンタインのプレゼント、できあがりだヨ~♪」
望月杏奈 「…すごい…魔法みたい…。杏奈のチョコ、かわいくなった…。ありがとう、エレナさん…」
「チョコレート…たくさんできたから、エレナさんにもあげるね…。ジュリアさんにも…。」
ジュリア 「おっ、サンキュー!どれどれ…モグモグ。…うん、うまいな!ちょっと大きくて食べ辛いけど、味はバッチリだ♪」
島原エレナ 「エヘヘ、ありがとネ、アンナ!とっても、おいしそうなチョコだヨ♪勝負には負けちゃったケド、うれしいナ…♪」
望月杏奈 「P様に、あいさつして…お城から、帰ってきたら…みんなにも、杏奈のチョコ…食べてほしい、な…」
島原エレナ 「アンナがいっぱい心をこめたから、みんなよろこんでくれるハズだヨー。いってらっしゃい、アンナ!」
ジュリア 「ああ、きっとよろこぶさ!あのバカP…P様もな!…今さらだけど、なんであたし、妖精なんだろうな…。」
望月杏奈 「うん…みんな、杏奈のこと、手伝ってくれてありがとう…。杏奈、お城に行ってきます…!」

 

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