ジュリアとのメモリアルコミュ4

P (ジュリアの初公演が無事に終わった。公演後、最初の仕事は、雑誌のインタビューだ)
(ロックバンドのボーカルから、アイドルに方向転換した感想などを聞かせてほしい、との事だが・・・)
ジュリア 「プロデューサー、着替えてきたけど。本当に衣装、これでいいのか・・・?」
P 「お疲れさま、ジュリア。雑誌のインタビューだし、問題ないと思うけど・・・衣装がどうかしたのか?」
ジュリア 「いや、なんかまだ自分でも慣れないっていうか・・・。スカートなんて、普段制服くらいしか着ないからさ。」
「その制服だって、別に好きで着てるわけじゃないしな。」
P 「そうか。でも、もし着慣れていないだけなら、少しずつ慣れてもらった方がいいかもしれないな。」
「パンツすたいるの衣装ももちろんあるけど、アイドルはスカートも多いから・・・。」
ジュリア 「そうだな・・・わかった。努力するよ。なるべく早く、慣れるように・・・くっ。」
P 「まぁ、あんまり無理しなくていいよ。けど制服が苦手って事は、もしかして学校も好きじゃないのか?」
ジュリア 「こっちの学校は、あたしがアイドルなのも知ってるし。割と自由にさせてくれるから、そうでもないかな。」
「ただ、地元にいたころはそうだったな。教師と、『折り合いが悪い』・・・っていうのか?」
「目つきや態度が反抗的だって、怒鳴られてばっかだったよ。」
P 「そうか。ジュリアがロックを好きになったのは、その頃なのか?」
ジュリア 「それはもうすこし前。でも、ロックにのめり込んだのは、そのころかもな。」
「学校じゃなくて、バンドが・・・あたしが一番、自分らしくいられる場所だったんだ。」
P 「自分らしくいられる場所か・・・。」
ジュリア 「ま、中学生だったし。あたしが、なんでもかんでも反抗したかった時期だったってのもあるんだけど・・・。」
「それよりあたしが何か言ったところで、大人がまともに取り合ってくれないことに腹が立ったな。」
「だから・・・あんたみたいに、こうやって理由を話して説得してくれるのは、逆に安心するよ。」
P 「ジュリア・・・。」
コンコン
スタッフ 「失礼します!ジュリアさん、準備できましたので移動お願いします!」
ジュリア 「はいっ!・・・なんか、インタビューのリハーサルみたいな話だったな?」
「お陰で、話す内容に困らなくてすみそうだ。・・・んじゃ、行ってくる♪」
P 「ああ。頑張れよ。ジュリア!」
(ロックは、ジュリアにとってのホーム・・・劇場がいつか、そういう存在になるといいんだけど)
数カ月後・・・
ジュリア 「こらー!!バカP!!」
P 「あ、ジュリア。どうしたんだ、そんなに血相変えて・・・。」
ジュリア 「『どうしたんだ』じゃないだろ!?なんだよ、この新しい衣装は!」
「ていうか、パンツスタイルもあるって言ったのに、なんでまたスカートなんだよ!?」
P 「でもこの前、慣れるために努力するって言ってなかったか?」
ジュリア 「だ、だからって、なんでも着るなんて言ったわけじゃない! 限度があるってんだ!」
「この衣装、前のヤツより、ヒラヒラしたのが増えてるじゃないか・・・こ、こんなカワイイ・・・。」
P 「いいじゃないか、よく似合ってるよ。頑張って、少しずつ慣れていこうな!」
ジュリア 「くぅ・・・バカP!覚えてろよ!」

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