ジュリアとのメモリアルコミュ1

P (美希が出るライブの仕事で、地方まで来たけど・・・収録の時間まで、まだ少しあるな)
(ちょっとどこかで時間を潰して・・・ん? あれは、弾き語りの・・・女の子か?)
ポロン・・・
??? 「1、2、3、GO!」
ジャカジャカジャカジャカジャン!
P (・・・・・・・・・・・・!)
・・・ジャカジャーン!
??? 「っと・・・。ま、こんなもんかな。」
「で・・・、なんだよ、あんた? さっきから人のこと、もの珍しそうに見て。」
「見た感じ、観光客だよな。あんたの地元じゃ、路上ライブをやってるヤツが、そんなに珍しいのか?」
P 「あ、ごめん。君の歌と雰囲気に、すっかり惹きつけられてしまって、つい・・・。」
??? 「へえ・・・そう言われると嬉しいね♪ あたしの歌が、あんたの足を止めさせた、ってコトか。」
P 「君はソロ活動中? それともバンドを? よかったら、名前を聞かせてくれないか?」
ジュリア 「ああ、いいぜ。あたしの名前はジュリア。」
「前はバンドのボーカリストをやってたけど、色々あって解散してさ。ソロでやってる。」
「今はストリートだけど・・・いつかアーティストとして、世界中にあたしの歌を届けたいんだ!」
P (この目の輝き、人を惹きつける雰囲気、そしてさっきの歌声。この子なら、きっと・・・!)
名刺を取り出す
P 「その夢、俺と一緒に目指さないか? 実は俺、プロデューサーをやってるんだ。」
ジュリア 「それ・・・あたしをスカウトしたいってことか?」
P 「そういうこと。よかったら、詳しい話を・・・」
ジュリア 「あははっ、冗談! 話なんて、聞くまでもないね。」
「あたしは世界を目指してるんだ。で、あんたは、あたしを見つけてくれた・・・。」
「いいぜ、一緒に連れてってやる!」
そして・・・
P (あれからしばらくして、ジュリアは上京。765プロに来てくれたが・・・)
ジュリア 「あ、アイドルぅ!? スカウトしてくれたのって、ロック歌手じゃなくて、アイドルだったのか!?」
P 「ご、ごめん。やっぱり、ちゃんと説明すればよかったな。」
ジュリア 「マジか・・・。くぅ、あたしとしたことが! 何でまた、そんな・・・!」
P 「その・・・どうする? やっぱりやめるか・・・?」
ジュリア 「ん~~~~~・・・。」
「いや。浮かれてろくに話も聞かなかった、あたしも悪かった。」
「それに、一度やると言ったからには、それを貫き通すのがあたしの流儀だ。」
P 「つまり・・・。」
ジュリア 「アイドル、やってみるよ。これからよろしくな!」
P 「ありがとう、ジュリア! これからよろしく!」
(気持ちの整理はつけてくれたらしい。彼女の夢を叶えるため、アイドルで世界を目指そう!)

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