「夏色☆チアガールライブ」

予告

どこまでも青く高い大空・・・

むくむくと湧きあがる入道雲・・・

彼方に立ちのぼる蜃気楼・・・

いよいよ夏・到来!

まぶしさMAXの陽射しに

アイドルたちも元気にチアアップ!

爽やかキュートな声援と

太陽に負けない輝きで

真夏のアツさを

吹き飛ばせ!!


セリフ

ショートストーリー

1、

ジュリア 「プロデューサー?頭なんか抱えてどうしたんだ?」
「…ふーん。今度のライブの内容がまとまらないねぇ。何か、イメージはあるワケ?」
「…は?水着のチアガールが歌って踊る…?あんた、よくそんなこと思いつけるよな。尊敬するよ…。」
双海亜美 「んっふっふ~!話はすべて聞かせてもらったよ、兄ちゃん君!」
「チアガール&水着…イコール、セクシー!もう、亜美のためのライブって言ってもロマンじゃないよ!!」
「ってことで、あとはぜ~んぶ!亜美が兄ちゃんの代わりに、考えてあげるかんね♪」
ジュリア 「って、亜美がライブを仕切るのか?ふ、不安だ…。プロデューサー、あたしも手伝う!!」

2、

双海亜美 「ヘイ、ぷぅちゃん!ここで亜美からの質問ターイムね。みんなが元気になるライブといえば、な~んだ?」
ジュリア 「え?いきなり言われてもな…。亜美は何か思いついてるのか?」
双海亜美 「モチロン!ぷぅちゃんを空に吊り上げたり、ぷぅちゃんを大砲で飛ばしたり、ぷぅちゃんと猛獣を…。」
ジュリア 「待て待てー!なんであたしがそこまで命を張るんだよ!?あと猛獣はライブとカンケーないだろ!」
双海亜美 「ええ~!?ぷぅちゃん、やらないの!?」
ジュリア 「なんで驚くんだよ…。」
双海亜美 「スリル満点で楽しいよ~?…ね?ちょっとだけ!」
ジュリア 「や・ら・な・い!…ったく。こんな調子で、ライブできるのか…?」
双海亜美 「そこは心配ゴム用だよ~ん。亜美とぷぅちゃんは、エビデイサイキョーのコンビだかんね♪」

3、

大神環 「あー!じゅりあとあみだ!なんの話をしてるの?たまきも、まぜてまぜて!」
双海亜美 「おおっ!たまきち、いいところに!ねね、たまきちは今度のライブ、どんなふうに元気にしたい?」
ジュリア 「色々ハショリすぎだって…。ウチら、チアガールライブのこと話してたんだ。」
「みんなが元気になるようなライブにしたいって思ってるんだけど…環は何すればいいと思う?」
大神環 「たまき、ポンポン持って、チアガールのダンスをしたいな!」
「この間、テレビで観たんだけど、すごくカッコよかった!たまき、いっぱい元気になれたぞ♪」
ジュリア 「…それ、いいじゃん。みんなでチアダンスを踊って応援する…絶対面白いって!」
双海亜美 「んっふっふ~♪ぷぅちゃんにチアチアダンスを踊らせるとは…。たまきち、グッジョブ☆」

4、

ジュリア 「よし…。衣装の発注もしたし、あとはステージの構成をどうするかだけだな。」
双海亜美 「めちゃジュンチョーだね、ぷぅちゃん!このチョーシなら、ライブまでラクショーっぽくない?」
ジュリア 「だな。…そういえばチアダンスの振り付けは誰に頼んだんだ?そろそろ練習始めないと…。」
双海亜美 「はう!?どーしよ、ぷぅちゃん!亜美、ダンスのセンセー探すの、すっかり忘れてたかも!?」
ジュリア 「マジか!?…今から探しても、それだけで時間食っちまうし…到底、ライブに間に合わないな。」
「…仕方ない。こうなったら、ウチらで全部やるぞ。あたしはステージの構成、演出を考える。」
「その間に亜美は振り付けを考えてくれ。絶対、本番に間に合わせるぞ!」
双海亜美 「わかったよ、ぷぅちゃん!亜美、やってみるね…!」

5、

双海亜美 「うあうあー…どーしよ…。振り付けが全然決まらないよぉ…。」
高山紗代子 「亜美ちゃん!プロデューサーから話を聞いたよっ!私達にも手伝わせて…!」
所恵美 「も~、水くさいな~。アンタ達、仲間なんだからさ、ピンチだったら頼ってよ。」
双海亜美 「めぐちん…さよちん…ありがとー!ふたりとも、ジゴクにオトメだよー!」
所恵美 「そそ、オトメ参上!…にゃははっ♪それじゃ早速、始めよっか!」
高山紗代子 「今日中に完成させようね!さ、アイディアをどんどん出ていこう!」

6、

高槻やよい 「ジュリアさん、ライブの衣装が届きましたよ!見てください、とってもかわいいですー!」
大神環 「ポンポンもあるぞ~!ひとつひとつ、みんなのいめ~じから~になってるんだって!」
ジュリア 「ん…そうか。ふたりとも、教えてくれてありがとな。」
高槻やよい 「…ジュリアさん?ライブの衣装ができたの…うれしくないんですかー?」
ジュリア 「いや、うれしいよ。ただ、ライブの構成がしっくりこなくて、ちょっとな…。」
大神環 「ライブのこーせいって、ステージで何をやるかってこと?だったら、たまき、青空の下で踊りたいな!」
高槻やよい 「ハイ!…私、よるはいっぱいライトをつけたいです!紙吹雪を散らしたら、キラキラしてキレイかなーって!」
ジュリア 「昼は太陽…夜は照明…。それなら、どんどん変わる、色んなステージの顔をみせられそうだ!」
「ヤッコ、環…サンキューな♪おかげでいい演出ができそうだぜ!」

7、

ジュリア 「今回ほど…仲間がいる心強さを感じたことはなかったよ。おかげでいいライブができそうだ。」
「プロデューサーもありがとな。時間なかったのに、ウチらのアイディアをちゃんと実現してくれて。」
「それに…知ってるぜ?あんたがみんなに、あたしと亜美を助けてやってくれって言ったんだろ?」
「ホント…今回のライブは、色々な人達に支えられて、ここまできたんだな。その想い…ムダにできないぜ!」
「チアガールライブ、絶対成功させてやる!プロデューサー、ウチらの活躍…しっかり見ててくれよな♪」

8、

ジュリア 「…すごい、歓声だな。お客さん、結構来てくれてるみたいでよかったよ。」
双海亜美 「ぷぅちゃんが大砲で飛ぶんだし、モチのロンよ♪」
ジュリア 「飛ばないって言ってるだろ1そのネタ、まだ覚えてたのかよ、ったく…。」
双海亜美 「…ぷぅちゃん、ありがとね。亜美がアセってた時も、落ち着いててくれたから…メチャ頼もしかったよ!」
ジュリア 「へ…。礼ならステージの上で頼むよ。亜美のロック魂、期待してるからさ。」
双海亜美 「アイアイサー!亜美達みんなで、夏の思い出を54コくらい作っちゃおうね!」
ジュリア お、おう…そ、そうだな。…よし、行くか!ウチらの伝説の…始まりだ!

9、

ジュリア 「…すごい、歓声だな。お客さん、結構来てくれてるみたいでよかったよ。」
双海亜美 「ぷぅちゃんが大砲で飛ぶんだし、モチのロンよ♪」
ジュリア 「飛ばないって言ってるだろ1そのネタ、まだ覚えてたのかよ、ったく…。」
双海亜美 「…ぷぅちゃん、ありがとね。亜美がアセってた時も、落ち着いててくれたから…メチャ頼もしかったよ!」
ジュリア 「へ…。礼ならステージの上で頼むよ。亜美のロック魂、期待してるからさ。」
双海亜美 「アイアイサー!亜美達みんなで、夏の思い出を54コくらい作っちゃおうね!」
ジュリア お、おう…そ、そうだな。…よし、行くか!ウチらの伝説の…始まりだ!

10、

所恵美 「最近、ほんと暑いよね~。アタシなんて毎日ヘトヘト…。みんなはどう?バテてない?」
ジュリア 「これだけ盛り上がっているんだ。大丈夫に決まってるって!そうだよな、みんな?」
高山紗代子 「本当にすごい歓声!…でも、油断派禁物ですっ。適度な水分補給も忘れないでね、みんなー!」
ジュリア 「ああ、最後までの楽しんでこそのライブだ。途中でダウンしないように、気をつけていこうぜ!」
所恵美 「それじゃ、次の曲いこっか?チアガールライブ…ゴー♪ゴー♪」

11、

高山紗代子 「ジュリアと恵美ちゃんは、夏といえば何を思い浮かべる?海?山?それとも…川?」
所恵美 「アタシはやっぱ海かな?仲間と一緒に、朝から晩まで、一日中遊べたら最高だよね~。」
ジュリア 「あたしは好きなバンドのライブ!会場中を包み込む、体中が沸騰しそうな熱気…あれは最高だよ♪」
所恵美 「にゃはは♪それジュリアぽいね~。で、紗代子は?」
高山紗代子 「私は夏休みの宿題です!最後まで残すと大やけどを負うことになる…夏の大定番っ!」
「みなさん…決して未来の自分に託さないように、計画的な行動を心がけてくださいねっ!」
ジュリア 「はは、終業式の校長みたいだな!けど…サヨらしくていいと思うぜ?んじゃ、次の曲にいこうか!」

12、

所恵美 「夏に海とくれば、やっぱカキ氷だよね~。真っ白い砂浜に寝そべって食べる…うん、サイコーっ♪」
高山紗代子 「恵美ちゃん、わかるよ!その後、遠泳するんだよね?海岸の近くを往復2セットに、それから…。」
ジュリア 「け、結構…ハードだな。全部クリアしたら、ヘトヘトになって何もできなくなりそうだ…。」
高山紗代子 「大丈夫!気合と根性とやる気があれば、なんだってできるから!」
所恵美 「にゃははっ、熱いね♪じゃ、アタシは二人を、カキ氷食べながら、のんびり眺めてようかな~。」

13、

双海亜美 「うええ~、疲れたぁ~。亜美、もう動けない~…。ぷぅちゃん、お姫さまだっこ~。」
ジュリア 「こ、こらっ、しがみつくな!あたしだって疲れてるんだから、自分の足で歩け!ったく…。」
双海亜美 「ぷぅちゃんのケチ~…。ちょっとぐらい、よいではないかよいではないか~スリスリ~♪」
ジュリア 「だ、だから、くっつくなって…!でも、ホントお疲れさん。今日の亜美は想像以上…。サイコーだったよ♪」
双海亜美 「だから~、言ったっしょ?亜美とぷぅちゃんは、エビバディでサイキョーのコンビだって♪」
ジュリア 「あはは、誰がエビだよっ!ま、サイキョーでもなんでも、あたしに言わせればさ…。」
「亜美1人じゃ心配だから、ほっとけないってだ~け!…今までも、これからもね♪」

 

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