ハーモニクスの感想

D/Zealのイベントが去年(2018年)11月21日でしたので、半年経ちました。
CDもオリコン週間合算ランキング1位、ゴールドディスク取得と大きく注目されていました。

CD販売数は、6thライブ先行応募シリアルがあるとはいえ、1人10枚買っても1万枚必要という、
ストリートで活動していたジュリアからしてみれば大きな数字だと思います。

ハーモニクスについて語ることといえば、ジュリアがデュオで歌う点があります。

LIVE THE@TER DREAMERS のエスケープで所恵美ともデュオで歌っているのですが、
“ボーカリスト”としてデュオで歌うという意味をもう少し考えたいな、と思います。

ジュリアは手違いでアイドル事務所に入ったアイドルで、本来は歌手を目指している子です。
また、シアター内ではギターを弾くなど、他のメンバーからしたら少し特別な存在でもあります。
ジュリア自身も、アイドルの他人を区別している節があり、D/Zealイベントのコミュでも少し垣間見えました。

そこへ、自分と同じボーカルに重きを置く静香とデュオを組めるという機会がハーモニクスでした。
他のアイドルとの区別から、一種の孤独であったジュリアが、静香とならボーカリストとして目指すところに一歩近づけるかもしれない。
そういった期待やパートナー意識が、彼女の中に芽生えたのではと、ハーモニクスを聴くに思うところです。

また、ハーモニクスについて、D/Zealから少し目線を外していみると、異なる音が重なってより高い音を作るという意味で、
プロデューサーとアイドルという組み合わせも、比喩として見えてくると思います。

互いに行っていることは別々でも、それぞれの仕事がうまく重なることで、より大きく、広い世界が作られるということ。
例えば、古くは黒春香と呼ばれた2次創作のキャラクター性が、I Wantに繋がり、ひいては春香の世界が広がったのです。

もちろん、音とは波なので、うまく波が重なれば振幅は倍増し、全くズレたら波は小さくなります。
良いことばかりではないけれど、それでも1つの波では達成できないとろへ、2人でいけるというのは、
パートナーや仲間を大切にするアイドルマスターらしい歌だなと思います。

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