「怨霊!アイドル肝試しホテル」

予告

今年もやはり来てしまった、あの忌々しい人気シリーズが・・・。

アイドル達を怯え泣かせる悪夢の一夜が、いま再び幕を開ける!

かつては政財界の要人が足繁く通ったという、稀代の豪華ホテル。

今は荒れ果て、見る影もない巨大な廃屋と化したその場所に、ある噂が広まり、人を呼びつづけている。

高層からの夜景を独占する、ホテル自慢の最上階スイートルーム。

かつて悲恋の末に自ら命を絶った有名女性歌手が、死んだ後もなお愛しい相手を待っている。

真夜中になるとその美しくも哀しい声が聴こえると、訪れた人々が口々に語るのだ・・・。

果たして、ホテルに巣食う霊たちの噂は本当なのか?

そして、アイドルたちを襲った衝撃の結末とは、一体・・・!?


セリフ

GOOD

「・・・女性歌手の霊の役、か。ウワサを聞いた後だと、複雑だが・・・

 幽霊になっても歌い続けたいって気持ち、あたしにはわからなくもないかな。

 

「なあ、プロデューサー・・・この部屋、少し寒くないか?

 気のせいか、ゾクっとするんだよな。・・・なんだこれ・・・もしかして、本当にいるのか?・・・うっ!」

 

「・・・、・・・あ・・・、・・・あたたか、い・・・。・・・これなら・・・このカラダ、なら・・・私・・・また、歌える・・・わ・・・。

 ・・・・・・思い、どおりに・・・昔・・・みたいに・・・ね・・・?」

 

「私・・・どうして、死んでしまったのかしら・・・?もっと、歌いたかった・・・。

 たくさんの、人に・・・、私の、歌・・・私の心、届けたかったのに・・・・・・。」

 

BEST

「「・・・プロデュー・・・サー・・・」、・・・・・・あら・・・いけない子、ね・・・?

 起きてしまっては、ダメよ・・・。私・・・まだ、歌ってないもの・・・もっと・・・もっと・・・!!」

 

「この子の、心臓の音・・・心地いいわ・・・。

 貴方を見ると・・・高鳴るの・・・懐かしい・・・私も、持っていた。キラキラと・・・星のように輝く、それを・・・。

 

「・・・そんな顔をしないで、貴方・・・名残惜しい、けど・・・大丈夫、返してあげる・・・。

 ・・・この子は・・・私にはなかった、未来を・・・持ってるから・・・。」

 

「・・・プロデューサー・・・?ああ、よかった・・・あんたは、無事だったんだな。

 なぁ、あたしのこと、しっかり捕まえててくれよ・・・頼んだからな。」

 

ショートストーリー5

真壁瑞希 「ピンポンパンポーン。…こちらが当ホテルの最上階、スイートルームでございます。いぇい」
箱崎星梨花 「瑞希さ…いえ、地縛霊さん、ご丁寧にありがとうございます。…うう、ここも暗いですね…。」
真壁瑞希 「暗いのは、お嫌いですか?では景気付けに、1曲歌ってもらいましょう。…怨霊さん、カモン。」
ジュリア 「人前で歌うなんて、久しぶり…。ふふ…素敵なお客さん達。どうか、最後まで…聞いていってね。」
「最期まで、ね…?」
箱崎星梨花 「え..あ…。おおお、怨霊…?でも、ジュリアさん、じゃ…違うんですか?…。…、…ピーーーー。」

 

ショートストーリー6

双海亜美 「んっふっふ~♪ここで亜美がカレーにシチューに登場!リョウシンテキなシェフの幽霊だよ~!」
「今日はメチャ豪華なショクザイどもが、そろってやがるぜい!ザクザクーッとやっちゃうかんね!グハハー!!」
ジュリア 「リョウシンテキ…それを言うなら、猟奇的じゃないかしら…?フフ、刃物なんて振り回したら、危ないわよ…。」
真壁瑞希 「その包丁は、本物ではありません。なので大丈夫かと。…ジュリアさんこそ、大丈夫ですか?」
ジュリア 「そう、ニセモノなので…ニセモノ。ウフフ…。私、どこか変かしら…気分がいいのに。ひさしぶりに歌いたいわ…。」
双海亜美 「…あり?兄ちゃん、ぷぅちゃん、なんかいつもと違わない?亜美の気のせいならいーんだけど。」
「それじゃ、後半戦もザクザクッと景気よく、おどかしにいってみよー!!」

 

ショートストーリー7

ジュリア 「あぁ…ありがとう、プロデューサー。あたしは大丈夫だ。…ったく、えらい目に遭ったな…。」
「…プロデューサー。あたしさ…アイドルになるまで、自分のためだけに歌ってたんだ。」
「急に何を言い出すんだって?まぁ、いいから聞けって。大丈夫、もう取り憑かれちゃいないよ。」
「自分が楽しくて、ついでに誰かがよろこんでくれたら、ラッキーだな…ってくらいでさ。」
「でも…本当は、そうじゃなかったのかもしれない。だってあたしは、今、誰かのために歌いたい。」
「ひとりきりじゃ…聴いてくれる誰かがいなきゃ、だめなんだ。…可哀想な、あの幽霊みたいに。」
「だから、これからも…責任もって、あたしの歌、聴いてくれよな?」
「でないと、あんたに取り憑くぞ!…なんてな♪」

 

オフショット「あったかおにぎり」

天空橋朋花 「あら、美希ちゃん。その両手いっぱいの袋は、どうしたんですか~?」
星井美希 「これ?おにぎりだよ。ミキ、おにぎり食べたいな~って言ったら、スタッフさんがいっぱいくれたの!」
「あれ、ジュリアどうしたの?顔色がよくないの。疲れちゃった?」
ジュリア 「いや、そんなんじゃない。ただ・・・あの幽霊のこと考えたら、なんか悲しくなったっていうか・・・。」
「・・・やりたいことをやり残したまま死ぬのは、つらいだろうな、とか。いろいろ考えちまって・・・。」
天空橋朋花 「ジュリアさん・・・。」
星井美希 「・・・ジュリア、これあげる!」
ジュリア 「な、なんだ!?・・・これ・・・おにぎり?」
星井美希 「そう、すっごくおいしいの!おいしいものを食べるとね、元気で幸せになれるんだよ☆」
天空橋朋花 「ふふ、そうですね~。お腹がすいていると、つい悪いほうへと考えが行ってしまいがちですね~。」
ジュリア 「美希、朋花・・・。・・・サンキュ。ありがたくいただくよ。」
天空橋朋花 「こちらの、子豚ちゃん達からの差し入れも食べてください。さぁ、遠慮なく召し上がれ~。」
ジュリア 「うわ!?すごい量の差し入れだな・・・さすが朋花のコブタ・・・。いや、そんなに食べきれないって!」
「でも、なんか・・・うん。心があったかくなったよ。ほんと・・・サンキュ。」

 

オフショット「調子はいかが?」

菊地真 「あっ、ジュリアだ。おーい、こっちこっち~。」
馬場このみ 「お疲れ様、ジュリアちゃん。さっきのリハーサル、見学させてもらったわ。」
「孤独で美しい歌手の幽霊役・・・、ジュリアちゃんにハマってるわね。すごくサマになってたわよ♪」
ジュリア 「そうかしら・・・。ふふ、ありがとう・・・。」
菊地真 「かしら、って・・・。ジュリア、そんな言葉遣いだったっけ?」
馬場このみ 「真ちゃん、ジュリアちゃんはきっと、役になりきってるのよ。休けい時間中まで、熱心なのね・・・。」
「でも、ほどほどにして休まないと、体を壊しちゃうわよ?その情熱は、見習わせてもらうけど!」
菊地真 「う、うん・・・。そうだよね・・・。でも、気のせいかな・・・ジュリアの周りだけ、空気がひんやりしてるような・・・?」
ジュリア 「私・・・とっても、調子がいいの・・・。思いどおりに、動けて・・・声も、よく通って・・・・・・・・・ふふ・・・ふふ・・・。」
「私・・・どこか、変・・・かしら・・・?」
菊地真 「い、いや。変じゃないよ!・・・変じゃない、けどさ。・・・あはは・・・はは・・・?」

 

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