ミリシタ版プラチナスターシアター ~Eternal Harmony~ エピローグ
(キャンプ場にて) | |
P | (エターナルハーモニーの公演は大成功に終わった! 今日はその打ち上げ、みんなでキャンプに来ている) |
エミリー | 「仕掛け人さま、良いお天気でよかったですね。素晴らしい野営日和です♪」 |
P | 「ああ、そうだな。けど、打ち上げでキャンプに来ることになるとは・・・。」 |
エミリー | 「え? あの、もしかして野営はお嫌いでしたか・・・?」 |
P | 「いや、俺もみんなも楽しんでるよ。エミリーが言い出したのが少し意外だっただけで。」 |
「エミリーは、どうして打ち上げにキャンプを選んだんだ?」 | |
エミリー | 「それは・・・。永遠の交響曲のみなさんと、もう少し一緒に、何かをしたかったからです。」 |
「これからも、劇場の舞台でご一緒することはたくさんあると思いますけど・・・。」 | |
「こうして5人だけで一緒に長い時間を過ごすことは、今までのようにできないかもしれません。だから・・・。」 | |
??? | 「うわーーー!!!」 |
P | 「!? い、今の声は・・・。」 |
エミリー | 「ジュリアさん・・・でしょうか・・・? 参りましょう、仕掛け人さま!」 |
ジュリア | 「チッ、そうきたか・・・。だが、あたしは簡単には倒されないぜ!」 |
P | 「ジュリア・・・何してるんだ?」 |
ジュリア | 「な、何って・・・見ればわかるだろ。ハンバーグを焼いてるんだ!」 |
エミリー | 「ケホッ、ケホッ。か、火力がすごくて、真っ黒焦げに・・・ジュリアさん、火加減を調整したほうが・・・。」 |
ジュリア | 「調整・・・こうか?・・・うわあっ!?」 |
P | 「強くしてどうするんだ・・・!」 |
如月千早 | 「プロデューサー、大変です!」 |
P | 「ジュリアの次は千早か! 今度はどうした!」 |
如月千早 | 「あの、カレーを作っていたのですが、隠し味にコーヒーを入れたら、変な味がして。」 |
P | 「どれどれ? ・・・ぐっ、苦い・・・! コーヒーをどれだけ入れたらこんな味に・・・!」 |
如月千早 | 「すみません・・・ちょうどいい量がわからなくて、つい多めに・・・。」 |
エミリー | 「ふふっ、意外です! ジュリアさんと千早さん、おふたりにも苦手なことがあったんですね?」 |
ジュリア | 「なんだそりゃ・・・人間なんだから、苦手なコトくらいあるって。」 |
如月千早 | 「そうよエミリー、誰にでも苦手なことくらいは・・・。料理があまり得意でないくらい・・・くっ。」 |
エミリー | 「はい、そうですよね!・・・なんだか少し、安心しました。」 |
豊川風花 | 「ただいま。飲み物持ってきたよ♪・・・あれ?」 |
徳川まつり | 「なんだか、焦げたにおいがするのです。もしかして、大変なことになっているのです?」 |
P | 「ああ、どうやらそうみたいだ。ふたりとも、料理を手伝ってくれるか?」 |
徳川まつり | 「わかったのです。姫たちの安全な晩ごはんのために、頑張るのです。」 |
ジュリア | 「安全っていうな!!!」 |
P | (その後、風花とまつり、エミリーのフォローで、なんとか食べられるものが完成した) |
「一時はどうなるかと思ったが・・・。無事にハンバーグカレーができて良かったよ。」 | |
ジュリア | 「くぅ・・・。料理って難しいな・・・。」 |
如月千早 | 「すみません、みんなにご迷惑を・・・。」 |
豊川風花 | 「気にしなくてもいいんだよ、ふたりとも。誰でも、得意なことと苦手なことがあるんだから。」 |
「それに、みんなで料理するの、とっても楽しかったし。またこうして、みんなで何か作ろうね♪」 | |
エミリー | 「みなさん、冷たいお抹茶を淹れました。よかったら、どうぞ♪」 |
徳川まつり | 「ありがとうなのです、エミリーちゃん。お礼に、この抹茶マシュマロをあげるのです。」 |
エミリー | 「Oh! ありがとうございます!・・・もぐもぐ。ん~、おいしいでしゅ・・・♪」 |
ジュリア | 「ははっ。ホントにうまそうに食べるな、エミリー♪」 |
エミリー | 「はっ。は、はしたなかったでしょうか・・・!?」 |
ジュリア | 「まさか! おしとやかな大和撫子もいいけど、そういうエミリーもカワイイと思うぜ? あたしは。」 |
エミリー | 「ジュリアさん・・・あ、ありがとうございます・・・。」 |
「で、ですが! 私は大和撫子を目指す身なので、今後は気をつけたいと思います!」 | |
ジュリア | 「ははっ!やっぱそういうとこ、ロックだよな、エミリー!」 |
P | (みんな、思い思いにキャンプを楽しんでいる。打ち上げをこの場所にして正解だったな) |
エミリー | 「仕掛け人さま、こちらにいらしたんですね! 仕掛け人さまも、冷たいお抹茶をどうぞ。」 |
P | 「ありがとう。・・・むっ。おいしいな、この抹茶。」 |
エミリー | 「お口にあったのでしたら、何よりです♪ ・・・あの、お邪魔でなければ、お隣よろしいですか?」 |
P | 「ああ、もちろん。」 |
エミリー | 「仕掛け人さま。今日は、こうして野営に連れて来てくださって、ありがとうございます。」 |
「素敵な仲間と、素晴らしい時間を過ごせて、とても大切な思い出ができました。」 | |
P | 「そうか、それはよかった。エターナルハーモニーのステージ、頑張ったもんな。」 |
エミリー | 「はい。永遠の交響曲の舞台が終わってしまうのは、少し・・・いえ、とても寂しいですが・・・。」 |
「けど、みなさんとは、これからも劇場で一緒ですから。私は今日のこの夕日を、きっと忘れません。」 | |
「・・・明日もまた、晴れるといいですね。仕掛け人さま。」 | |
P | 「そうだな。きっと、晴れるさ。」 |
(明日も、明後日も。アイドル達の日々、そしてプロデュースは続いていく・・・) | |
(明日からも、こんな風に澄みきった気持ちで・・・アイドル達と歩いていけるといいな) |
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