「ごきげんよう♪聖ミリオン女学園」
予告
清く正しく、日々美しく励む、乙女たちの集う名門
それが「聖ミリオン女学園」。
天使の歌声を持つという聖歌隊所属の2年生、如月千早は、
学園一高貴な3年生「ミス・ジャスミン」の称号をもつ篠宮可憐と、
千早の歌声に憧れて入学した1年生、永吉昴の3人で
過ごす甘く優しい時間に、心からの幸せを感じていた。
「このまま、時が止まってしまえばいいのに・・・」
そんな乙女の儚くも切実な願いは、しかし、叶えられるはずもなく。
いつしか学園にも、卒業を控えた3年生達が、それぞれの称号を
2年生に贈る「継承」の季節が訪れる・・・。可憐は、当然のにように
千早に「ミス・ジャスミン」の称号を継承しようと考え、1年生の昴もまた、
心から慕う2人のお姉さまが、同じ称号を冠する日を楽しみにしていた。
しかし、可憐を心から尊敬していた千早は、可憐のように高貴な
お姉さまになれるのかという不安を抱えてしまう。
「ねぇ、可憐お姉さま。私、お姉さまのように、
高貴なジャスミンになれるかしら・・・?
お姉さまがいなくなったら、私は・・・」
止まない雨の中、一人たたずむ千早。
彼女の心もまた、暗い雲の中に迷い込んでいた・・・。
セリフ
GOOD
「あたしの役はクールな音楽好きの2年生。
最初の頃は一匹狼だったが、今じゃそこそこ友達がいるみたいだ。まるで、あたしみたいだな。」
「お説教はキライだが、歌を聞くのは好きだ。
特にチハの歌は最高さ。心を揺さぶるあの歌声、たまらないね。一緒にセッションしたくなるな!」
「女の制服着てるってのに、マコに真剣な顔をされるとドキッとすることがある。
カッコイイよ、外見だけじゃなくて、仕草も中身もさ。尊敬する。」
「楽譜どおり歌えばいいってもんじゃないよ。
可奈の歌声は元気で素直で、聞いてて楽しい。可奈にしか生み出せない、オリジナルの音だな。」
BEST
「無断でギターを持ちこんじゃ、うるさいセンセーに叱られるからな。
いつか、正式に許可をとって歌えたらなって思う。・・・夢見るのは自由だろ?」
「次の新曲のPVは、こういう場所で撮りたいな。
賛美歌もいいけど激しいロックも似合いそうだ。ちゃんと覚えててくれよ、プロデューサー♪」
「あたしも、みんなを見習ってお嬢さまらしくするかな・・・
「ごきげんよう」とか言ってみたり・・・あ、ダメだ。背中がゾワッとした・・・!」
「あんただけ特別にお嬢さまらしいあたし、見せてもいいぜ?
・・・なーんてな、フフン。冗談♪・・・って、なに残念がってんだよ・・・バカ。」
オフショット「私たちだけのお姉さま」
菊地真 | 「ジュリア、聞いたよ!学外に君のファンがたくさんいるらしいね!」 |
ジュリア | 「ファン?そんなのはいないけど・・・。」 |
「ああ、公園でギターを弾いてる時に声をかけてくれる子なら、ちらほらいるんだが・・・。」 | |
菊地真 | 「はは、何を言ってるんだ。それをファンっていうんだよ!」 |
矢吹可奈 | 「それなら、真お姉さまだってすごいじゃないですか!学園内外問わず、みんなの人気者ですし!」 |
ジュリア | 「マコの笑顔とか、普段みてるはずなのに、たまにすっげードキってくることあるしな・・・。」 |
矢吹可奈 | 「仲良しの先輩が人気だなんて、なんだかうれしいです!」 |
「でも・・・。ちょっとだけですけど、さみしい気もしたり・・・。」 | |
菊地真 | 「可奈、さみしがる必要なんてないさ。ボクの妹は、ジュリアと可奈だけだよ。」 |
矢吹可奈 | 「そ、そうですよね!私たちだけがお姉さまの妹です!えへへ・・・♪うれしいです!ね、ジュリアお姉さま!」 |
「あれ・・・どうしたんですか?ジュリアお姉さま。顔が真っ赤です!」 | |
菊地真 | 「どうしたの?ジュリア・・・。わかった、照れてるんだね?ふふっ、かわいいなぁ。」 |
ジュリア | 「・・・アンタが真顔で恥ずかしいこと言うからだよ。くぅ・・・。」 |
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