流星群

 

■流星群とは


「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE06」に収録されたジュリアのソロ曲です。

そして、ミリオンライブにおける初めてのジュリアの楽曲であり、デビューソングです。

姉妹作品のシンデレラガールズでもありましたが、デビューソングというのはそのアイドルの紹介曲でもあります。

ロックな曲調に、未来への期待や希望が詰まった歌詞という、新人の頃のジュリアらしい曲です。

 

■凄さ


流星群といえば、ジュリア役の愛美さんがアイドルマスター史上、初めて演者がギター演奏しながら歌った曲として知られています。

私は幸運にも、初めて演奏された「M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」に現地会場で立ち会うことができました。

現場で聴いた流星群というのは、生演奏だったから凄いというだけではありませんでした。

ステージの盛り上がり方、会場のプロデューサー一人ひとりのライブとの向き合い方が、今までのアイドルとは異なっていました。

 

ロック歌手のライブに参加したことはないのですが、きっとそんなノリだったのでは思います。

赤いサイリウムと一緒に、拳まで振り上げるような、そんな力強さを会場から感じました。

今までのアイマスとは違う。こんなステージだって出来る!

そんな未来を見せられた気がします。

 

MOIW2014は、劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」と同時期に開催したライブでした。

それは、ミリオンライブのメンバーをアイドル候補生として加え、765プロの未来を描こうとするお話でした。

アイドルマスターの未来を描こう、そういった時流の中で、流星群は新しい可能性を生み出してくれた、力のある曲だと思いました。

 

■エモさ


流星群は、ジュリアがスカウトされた日の夜、路上ライブから帰路する心情を歌った曲のように聴くとエモい。

 

ジュリアは16歳。高校2年生だ。学校に通っていればの話だが。

会社務めをするのなら、16歳は早いかも知れないが、歌手を目指すなら遅くはない。

進路希望に「シンガー」なんて書きそうな彼女なら、焦りすらあったかもしれない。

 

流星群の歌詞には、そんな彼女が路上ライブで見向きもされない時の辛さ、みたいなものも歌っている。

「誰にも聴こえないけど、それでも自分の歌声が、誰かの希望になれたら良い」

綺麗事だが、歌手を目指すなら純粋な願いだと思う。

 

そして、プロデューサーにスカウトを受け、単身で上京することになる。

繰り返すが、16歳の少女が単身で上京だ。

普通に考えれば不安でいっぱいのはずだが、彼女の心は希望で満ちていた。

未来までの道が光で照らされたような、そんな比喩がされている。

 

もちろん、流星群というからには、たくさんの星の光が必要だ。

それは、ジュリアの歌だったり、シアター皆の活躍だったり、願い事だったり。

たくさん星降る夜に、たくさんの願い事を唱えよう。

そうしたら、きっと叶う。そんな歌だと思う。

 

以上

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