「極限!サバイバルアイランド」

予告

南海の孤島で、アイドルたちが9日間のサバイバル生活に挑戦!

「料理の腕がアレだっての、知ってるクセに…」
「食材調達かぁ~…。商店街と無人島じゃワケがちがうよな。」
「素材が、粗悪なのばっかりだな~。」

最低限の装備で放り出されたアイドルたちは、衣・食・住をクリアし、 見事生き残ることができるのか!?

極限状態のサバイバル生活が、今始まる…!


第1話

ジュリア 「はぁ…何がどうなったら、あたしが料理係になるんだ?ヘタだってこと、知ってるだろ。」
「…そりゃ、ヘタのままってのはイヤだけど。…全員分の料理って、いきなり規模がデカすぎるだろ。」
「…大丈夫だって?ったく、何を根拠に…いや、あんたのことだから、根拠はないんだろうな。」
「…わかった。やってやるよ。任されたことを放棄するのはあたしのポリシーに反するからね。」
「その代わり!あんたは、あたしの料理を残さず食べること。…覚悟きめなよ。いいね、バカP?」

第2話

永吉昴 「プロデューサー、ジュリア。たっだいまー!じゃっじゃーん、今日のおみあげ!とれたてピチピチ、新鮮な魚だぜ~!」
ジュリア 「うぉっ!?コラ、バカ昴!魚を投げるな…ってか、ひゃっ!くぅ…。ヌルヌルが…気持ち悪い…っ!」
永吉昴 「わかるぜ。オレもそのヌルヌルには苦労してるんだ…。一度手についたらなかなか取れないし…。」
「あ、そうだ。ジュリア~、今日こそ黒コゲ焼き魚はやめてくれよ?ニガいし、魚がかわいそうだ!」
ジュリア 「別に、したくて黒コゲにしてるワケじゃ…あーもー!なんだこのヌルヌル!プロデューサー、石けん貸してくれ!」

絆LV0~9

成功

「料理の腕がアレだっての、知ってるクセに・・・

 プロデューサーは、なんであたしなんかを料理班に選んだんだ・・・?」

 

「ふーん、これが調味料か。この黒いのはソースか?・・・・・・醤油?・・・う、うるさいな、漢字が読めなかったんだよ。」

 

「で、できた・・・?のか?なんか、半ナマのような気がしなくもないけど・・・。

 お、おーし。これで料理完成・・・だ!」

 

「あたしが今作ってる料理か?

 これは・・・ちがう、塗料じゃないよ。野菜スープだよ!見りゃわかるだろ!」

 

「大さじ1杯・・・計量スプーンはどこだ?

 ま、いっか。大さじって言うくらいだから、オタマ1杯くらいでいいだろ。」

 

「・・・料理は愛情、料理は愛情・・・。

 ・・・愛情だけじゃ、どうにもならないこともある、ってな。・・・くぅ。」

 

「こ、コレは・・・食べ物とは呼んではいけない何かが、生まれた気が・・・。

 ドン引きした顔するなよ、バカP!」

 

「ひっ!?なんだこの魚、ヌメヌメする・・・!

 く~バカ昴のヤツ、よりによって調理しにくそうなヤツをー・・・!

 

「恵美が魚のホネで作ったアクセサリーをくれたよ。

 料理上手になれるお守りだとさ。感想は・・・ノーコメント。」

 

「さっきから亜美のヤツがあたしの様子をチラチラ見にきて、気が散るんだ・・・

 プロデューサー、注意してくれよ。

 

大成功

「あんたが貸してくれた、初心者向けの料理本のことだけど。

 その・・・役にたってるよ。・・・サンキュ。

 

「よし、これで完成!後は味見だけ・・・おい、プロデューサー。逃げんな。

 味見するって約束したろ?・・・逃がすかー!

 

「あたしの料理見ただけで食欲なくすって、大げさだろ。

 色はそりゃ・・・外国のガム、みたいだけどさ。

 

「見た目はこの際おいといて・・・肝心なのはやっぱ味だよ、味!

 ほーら、バカP。食べろ、そして飲み込め~!」

 

「調味料を、目分量で使うのがダメなんだろうけど・・・。

 いちいち小さいスプーンで量るとか、苦手なんだよ。


第3話

ジュリア 「はー、やっとヌルヌルがとれた…。ったく、バカ昴め。余計なことばかりしやがるんだから…。」
「コラ。笑うなよ、プロデューサー。ふぅ…。あいつがあいつならあんたもあんただね…。」
「…黒焦げ焼き魚はやめろ、か。さっきも言ったけど、やりたくてやってるワケじゃない。」
「苦労して魚をとってきた昴の努力を、ムダにしたくない。…そうは思ってるんだけど…。」
「料理がヘタなのはわかってる。けど、どうすればいいのかまではイマイチわからなくてさ。…参ったね。」

第4話

所恵美 「ごちそうさま~。ジュリア、だんだん料理がうまくなってきてるね?今日のごはん、おいしかったよ。」
ジュリア 「べ、別に…。んなことないだろ。どれもカンタンな料理ばっかだ、たいしたモンじゃない。」
所恵美 「言っておくけど、お世辞じゃないからね?ホントにおいしいから、おいしいって言っただけ!」
「ちゃんと毎日うまくなってくの、すごいなって素直に思うよ。明日のジュリアに期待…ってね♪」

第5話

ジュリア 「恵美のヤツ…どう考えてもお世辞だと思うんだけど。…え?あんたもおいしかったって思うのか?」
「ホント…無理しなくていいって。今日もごはんはカタかったし、魚だって相変わらずコゲてた。」
「…まあ、そうだな。言われてみれば、それでも昨日よりはマシになったかもな…。」
「こんなあたしでも、ちょっとずつは成長できてるってコトかな。」
「だったら…うれしいし。あんなこと言われたら、頑張らないワケにはいかないね!」

絆LV10~19

成功

「この野菜、余ったけどまだ捨てないほうがいいな。スープとかに使いまわせそうだ。

 

「これが大さじで、こっちが小さじ。

 で、これは・・・大さじでも小さじでもないってことは・・・中さじか?」

 

「包丁の持ち方がおかしいって?

 んだよ、いまさら変えろとか言われても・・・これでいいか?」

 

「『サッと洗う』とかカンタンに言うが、その『サッ』ってなんなんだよ。

 例えば何秒くらいなんだ?」

 

「あー、出たよ。この『適量』って言葉、ニガテなんだよ・・・。

 初心者にそんなのわかるワケないだろ!くぅ・・・!」

 

「浜辺から見える景色、サイコーだな。

 時間を忘れるくらい泳ぎたいよ。げ、現実逃避じゃないっての!」

 

「この葉っぱを隠し味に使えって?・・・葉っぱじゃなくてハーブ?

 んなの、カッコつけずに葉っぱでいいだろ。」

 

「けほっ、けほっ・・・あ、あたしは平気だ・・・。

 でも、服が・・・灰色になっちまた。恵美、怒るかな・・・。」

 

「なんだ、今の叫び声・・・。昴の声、だったよな?

 あいつ、食料探してヘビでも踏んづけたとか?・・・くくっ!」

 

大成功

「・・・ど、どうだ?味のほうは。・・・さっきよりはうまいって?

 ったく、一言多いよ。けど・・・よかった!

 

「ついに完成、あたし特製目玉焼き!・・・焼いただけだろって?

 バーカバカ、コガさずに焼くのは大変なんだ・・・!」

 

「初心者なのに、カッコつけてムズいコトしようとするから失敗するんだ。

 ギターと同じで、基礎から学ぶよ!

 

「料理が少しずつ進歩してるって?フフンあったり前だ。

 ニガテなままで黙ってるあたしじゃないさ♪」

 

「よし!見た目はマズそうだが、味は見た目ほどマズくない料理の完成だ♪

 ・・・んだよ、その顔!ほら、食え!」


第6話

永吉昴 「うおおお!すっげー…!やるじゃん、すごいじゃんジュリア!魚が全然こげてない!!」
ジュリア 「さ、サンキュ…。けど、ほめてほしいのはそれだけじゃなくてだな…。」
永吉昴 「ううっ、こんなにキレイに焼いてもらって…。オレのつかまえた魚が、ようやく浮かばれる時がきたんだな!」
ジュリア 「おいコラ、バカ昴…。魚の感想以外に言うことないのかよ…。」
所恵美 「あはは!昴はすっかり魚に夢中だね。もちろん、他の料理もおいしいよ。頑張ったね、ジュリア!えらい!」

第7話

ジュリア 「昴の態度はさておき…みんながああやって喜んでくれるのを見られるのは、気分がいいね。」
「もっと喜んでほしくなってまた頑張ると、期待した以上に喜んでくれて…そういう、無限ループ。」
「料理を楽しいって思える感覚、理解できるようになった…、そんな気がする。」
「ま、ウマいヤツに比べたらまだまだシロウトなんだけどさ。ニガテ意識を克服できたのは進歩だよな?」
「…ん、やっぱそうだよな。あんたがそう言ってくれるの期待してた。…サンキュ!」

絆LV20~29

成功

「料理の『さしすせそ』・・・。サヨだろ、シズ・・・『す』は誰だ?

 ・・・ん?料理が上手いヤツらのことじゃないのか?

 

「おいしかったって言われると、作ってよかった、もっとウマいメシ食わせてやりたい・・・って思うんだな。

 

「あたし、決めたよ。無理に背伸びせず、まずはカンタンな料理からチャレンジするってさ。まあ見てな!

 

「魚をサバくのって案外難しいモンなんだな・・・。

 スーパーのサシミとか、見る目が変わりそうだ。

 

「卵焼きが作れるようになったし、しじみ汁も・・・料理のレパートリーが増えていくってのは、ユカイだね!

 

「スカートのスソが焦げてるって?・・・お、本当だ。

 衣装担当の恵美のトコ行って、直してもらわないとな。

 

「うぉぁ!?・・・くぅ。バカ昴のヤツ、『変わった食材だろ』って、カエルを投げてきやがった・・・。覚えてろ~!

 

「恵美のヤツ、ただの木の実をオシャレなアクセサリーに変えちまうとか、スゴイな。

 あの発想力、うらやましいよ!」

 

「食材調達班にはホント感謝してるよ。

 あいつらが笑顔で頑張れるようにウマい料理を作ってやらないとな!」

 

「火の調子が悪いってボヤいてたら亜美が直してくれたぜ。

 あいつ、この島の何でも屋みたいだな♪」

 

大成功

「あたしの料理がウマいって?・・・バカP、それ本気で言ってるのか?

 マジなら、その・・・あ、ありがと、な!」

 

「住居担当のヤツらが、コンロをパワーアップしてくれたよ!

 なんでも、火力が今までの100倍・・・て、キケンだろ・・・コレ?」

 

「この島って、見たことない食材がゴロゴロあるな。

 料理に使うのは冒険だが、テンションあがるね!」

 

「焼くだけとか、アブるだけとか。

 食材が新鮮なら、カンタンな味付けでも充分ウマいな♪」

 

「海の幸に山の幸、いろんなモンがこの島にはたくさんあるな。

 食材の宝庫ってヤツだね!」


第8話

双海亜美 「んっふっふ~♪お助けセクチーガール、亜美の登場ッ!ぷぅちゃんの悩み、亜美が解決してあげるっしょ~!」
ジュリア 「いや、いらない。帰っていいよ。」
双海亜美 「うあうあ~。ズバッと断られた~!兄ちゃん、亜美、深く傷ついたよ。心がハリケーンだよぉ、ぐすぐす…。」
双海亜美 「…いいもんねー。ぷぅちゃんが嫌がっても、亜美はイタズラ…じゃなかった、サポートするかんね!」
ジュリア 「おいコラ!今イタズラって言ったな!言ったよな!?ったく、そういうコトするから頼りたくないんだよ~!」

絆LV30~

成功

「あたしが料理下手を克服できたなんて、親やダチが知ったら、マジでビビるだろうな。ははっ♪

 

「昨日は焼き魚だったから、今日は蒸してみるか…。毎日のメニューを考えるのは苦労するが、楽しいね!

 

「そろそろ食材調達班が戻ってくるな。キッチンの準備は万全だ。どんな食材をくれるのか、ワクワクするね!

 

「難しいのは相変わらずムリだけど、カンタンなのは作れるようになった。小さくても、大きな一歩だ!

 

「こんな食材がいっぱいだと、何を作ろうか迷っちまうね。早くイタみそうなヤツは・・・これかな?

 

「プロデューサー、こっち来て手伝って!人手が足りなくてさ、野菜を切ってほしいんだ。人数分な!

 

「みんな、ちゃんと席についたか?よし。それじゃ両手をあわせて、せーの・・・『いただきます!』

 

「おかわりならまだまだあるよ。みんなに遠慮せずに、ほら。腹いっぱい食べてくれよ!

 

「モモが、あたしの料理で好き嫌いを克服したってさ。・・・プロデューサー、あたし料理班になってよかったよ。

 

「正直、料理班に選ばれた時は何を考えてるんだってビビったけど。あたしを選んでくれて・・・アリガト!

 

「ロケが終わってからも、たまには料理を作るようにするよ。腕がニブらないようにさ!

 

「小学生組は、苦い野菜がニガテっぽいな。調理法を変えれば・・。プロデューサー、何かいいアイディアないか?

 

「誰かの好きな食べ物は、誰かの嫌いな食べ物だったりするだろ?何を作るか悩んじまうよ。

 

「うおっ!見てみろよプロデューサー!この卵、黄身がふたつ入ってた!何かいいことあるかもな♪

 

「あたし、このサバイバル生活で、成長できた気がするよ。少しくらい、ウヌぼれたっていいだろ?

 

「食後のデザートを作ってみたんだ。試食してくれよ、プロデューサー!・・・って、コラ!毒味って言うな!

 

「ヨーグルトとか納豆とか、腐ってるモンだろ?食べられるって判断したヤツ、チャレンジャーだな。あたしならムリだ。

 

「最初にウニを『食べよう』って思ったヤツって何考えてたんだろ?・・・腹がメチャメチャ減ってたのか?」

 

「このフルーツはそのまま食べたほうがおいしそうだ。包丁で切って・・・。さあ、デカいほうをやるよ!」

 

「あんたがあたしの料理を食べてる姿をみるとさ、なんかホッとする。ウマそうに食べるの、ウマすぎるよ。」

 

「昼飯の片付けが終わったら、少し休憩して・・・夕食の準備を始めないと。大人数の料理係は、忙しいな!」

 

「恵美手製のヘアアクセ、料理してる間はあんたが預かっててくれよ。髪につけててもいいぜ?ははっ♪」

 

「ドリンクに花びらを浮かべるのは恵美がくれたアイディアなんだ。トロピカルな感じが出ていいだろ?」

 

「恵美達がファッションコンテストするってさ。見に行ってみようぜ!・・・あたし?参加しないよ、見てるだけだ。」

 

「うわっ!?塩と砂糖の入れ物を逆にしたのは誰だ!って、あいつしかいないよな・・・亜美~~~!!

 

「亜美の皿にそっとコレを入れて、と・・・激辛スープの完成だ。ふふん、いつものイタズラのお返しだ♪

 

「今日の夜は亜美の作ったコテージでバーベキューするってのはどうだ?考えといてよ、プロデューサー。」

 

「昴のヤツ、あれ作れこれ作れってウルサくてしかたないよ。けど・・・、リクエストされるってのは悪くないね!

 

「プロデューサー、昴のトコ行くのか?それじゃ、これ持ってって。バカ昴、弁当忘れたみたいでさ!

 

「昴のヤツ、毎日、何がほしいか聞いてくるんだ。ちゃんと持って帰ってきてくれるから、たいしたモンだ。

 

大成功

「プロデューサーってどんな料理が好きなんだ?・・・え、別に・・・将来の参考にしようと思っただけだよ。

 

「あのさ・・・プロデューサー的に、料理ができる女の子ってどう思うんだ?やっぱ・・・ポイント高かったりする?

 

「ここで、プロデューサー直伝の隠し味でシメて、と・・・あんたのおかげで、ウマい具合に仕上げられそうだ♪

 

「プロデューサー。あたしに付き添ってばっかでいいのか?・・・や、あんたがいいなら・・・あたしも、いいけど。

 

「後片付け、手伝ってくれるのか?・・・あんた、いい旦那になりそうだな。・・・って、何言ってんだ、あたし・・・。

 

「あはは。あんたの腹、ふくれすぎ!あたしのシメ、そんなにウマかったか?・・・そっか。はは、サンキュ!

 

「いつか・・・ちゃんとした弁当を作れるようになったら。その時は、食べてくれるよな?プロデューサー。

 

「あんたの大好物のメニュー、教えてもらっていいか?レパートリーに加えておきたいんだ。

 

「あんたもみんなも、残さずキレイにたべてくれるからうれしいね。作りがいがあるってモンだ!

 

「苦い野菜はみじん切りにしたら、みんなペロリと食べてくれたよ。あんたのアドバイス、さすがだな!

 

「その魚、プロデューサーが釣ったのか?んだよ、てっきり遊んでるのかと思ったぜ。ははっ、冗談だって♪

 

「ふーん。この料理、あんたが作ったのか?どれどれ、味は・・・ん・・・。うわ・・・悔しいけど、これウマい・・・!

 

「あんたもみんなも、ヤケに料理ホメてくれるだろ?こういうコト慣れてないから・・・照れるよ!

 

「今まで避けてきたけど、料理って実は楽しいモンなんだな。食わず嫌いは損だってコト、実感したよ。

 

「その料理、そんなにウマいか?ふふ、あんたのそのうれしそうな顔をみりゃ、誰だってわかるさ!

 

第9話

ジュリア 「今回の件で、ニガテ意識をもっちゃいけないってコト、学んだよ。何事もひるまず挑戦すべきだってね。」
「あと…ひとりよがりもダメだな。誰かがいないと、張り合いがないというか…その…。」
「ほめてくれる相手がいると頑張れるから、その…。また、あたしの料理食べろよ。」
「気が向いたら、でいいし…。たまになら、いいだろ?…い、いいって言えって…!」
「…あんたの『おいしい』って言葉、キライじゃないから。いつかまた…聞かせて?」

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