ミリシタ版プラチナスターシアター ~Eternal Harmony~ 5話 特訓の成果!

(レッスン室にて)
P 「みんな、レッスンおつかれさま。調子はどうだ?」
エミリー 「お疲れ様です、仕掛け人さま。おかげさまで、歌も舞も、上達してきたと思います♪」
ジュリア 「エミリーの歌、すごくよくなったよ。ま、あたしのダンスは、まだまだだけどな・・・。」
豊川風花 「そんなことないよ。ジュリアちゃんのダンスだって、とっても上手になってるよ♪」
ジュリア 「はは、努力の成果が出てきたってことかな♪」
徳川まつり 「・・・はいほー!」
如月千早 「? 徳川さん、どうかしたんですか?」
徳川まつり 「千早ちゃん、プロデューサーさん。姫たちがどれくらい上達したか、試してみたいと思いませんか?」
如月千早 「試す・・・というと・・・。」
徳川まつり 「琴葉ちゃんたちは、ライブの前にショッピングモールでミニイベントをやったと聞いているのです。」
「プロデューサーさん。姫たちも、何かやってみたいのですー!」
エミリー 「なるほど、本番公演前の、小規模舞台ですか・・・。」
P 「しかし、何か急に言われても・・・今のところ、イベントの予定はないしな。」
豊川風花 「今から会場を取るにしても、急ですしね。」
ジュリア 「いや・・・あたしに、いい考えがある。」
エミリー 「ジュリアさん?」
ジュリア 「腕試しがしたいってコトだろ? だったら、路上でゲリラライブってのはどうだ。」
「あたしがよく行くトコなんだけど、許可が通りやすいから、いろんなヤツが演奏してるんだ。」
P 「路上ライブか・・・。」
エミリー 「路上で強襲舞台・・・。通りすがりの方々の前で、私たちの歌を披露する、ということですよね?」
豊川風花 「私たちを知らない人たちばっかりってことだよね・・・聴いてもらえるのかな? ちょっとドキドキするね。」
ジュリア 「通り過ぎられても、当たり前。ちょっと立ち止まってもらえたら、ラッキー。」
「でも、それで盛り上がったりしたら最高! それが路上ライブの醍醐味さ♪」
徳川まつり 「それなのです! まつり達のわんだほー!なパフォーマンスで、みんなを足止めにするのです!」
如月千早 「・・・いいかもしれませんね。路上ライブは、きっとエターナルハーモニーにとって大きな経験になるはず。」
「プロデューサー。急で申し訳ありませんが、手配をお願いできますか?」
「今の私たちが、どれだけの人を引きつけられるのか。試してみたいんです。」
P 「そうか。だが、路上は劇場と違って完全なアウェイだ。それでもいいんだな?」
如月千早 「はい・・・望むところ、ですから。」
「いつもと、違う景色を見てみたい。その上でエターナルハーモニーの公演を迎えたいんです。」
P 「わかった。それじゃ早速、申請してくるよ。みんなはレッスンを続けていてくれ。」
如月千早 「ありがとうございます、プロデューサー。よろしくお願いします!」
豊川風花 「ライブの許可、無事に下りるといいね。」
ジュリア 「大丈夫だって。あたしも何度かやってみたけど、ダメだって言われたことないしな。」
エミリー 「まあ・・・ではジュリアさんは、路上強襲舞台の達人なのですね!」
ジュリア 「ははっ! 達人かどうかはわからないが、ゲリラライブ慣れはしてるかもな。」
「ゲリラライブで大切なのは、ノリと勢いだ。とにかく、歌うことを楽しもう!」
みんな 「はいっ!」

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